デジタル大辞泉
「転回」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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てん‐かい‥クヮイ【転回】
- 〘 名詞 〙
- ① めぐりまわること。また、ぐるっとまわすこと。回転。〔いろは字(1559)〕
- [初出の実例]「洞の周囲は〈略〉種々の宝玉、転廻畳曲し、千状万態の奇壁を為す」(出典:漂荒紀事(1848‐50頃)四)
- ② 方向などを転じること。また、方向がかわること。
- [初出の実例]「世の風潮を転廻するは豈に容易ならんや」(出典:泣かん乎笑はん乎(1890)〈北村透谷〉)
- ③ 器械体操の一つで、マット上で身体を回転させること。また、その運動。前方転回・後方転回・側方転回・空中転回などがある。
- ④ 西洋音楽の音程で、下の音がオクターブ上に、または上の音がオクターブ下におきかえられ、長音程が短音程に、短音程が長音程に、また、増音程が減音程に、減音程が増音程にかわること。音程の転回。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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転回
てんかい
inversion
音楽用語。音の上下の関係を逆にすること。音程,和音,旋律の転回がある。 (1) 音程の転回 音程を構成する音のうち,高いほうをオクターブ下に,あるいは低いほうをオクターブ上にする。その場合の音程度数は 9 から初めの音程の度数を引いたものになり,性格は完全 ⇔ 不完全,長 ⇔ 短,増 ⇔ 減に変化する。 (2) 和音の転回 和音の最下音に根音以外の音をおく場合。三和音の場合は第1転回により六の和音,第2転回により四六の和音となり,七の和音は第1転回により五六の和音,第2転回により三四の和音,さらに第3転回では二の和音を生じる。 (3) 旋律の転回 反行とも呼ばれ,旋律の上下行の動きを逆にする。フーガやカノンの重要な対位法的技法の一つであり,12音音楽における基本的手法の一つ。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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普及版 字通
「転回」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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