転び落ちる(読み)ころびおちる

精選版 日本国語大辞典 「転び落ちる」の意味・読み・例文・類語

ころび‐お・ちる【転落】

  1. 〘 自動詞 タ行上一 〙
    [ 文語形 ]ころびお・つ 〘 自動詞 タ行上二段活用 〙ころがりおちる(転落)
    1. [初出の実例]「御前の火炉に火をおく時は〈略〉ころびおちぬやうに、心得て炭をつむべきなり」(出典:徒然草(1331頃)二一三)

まろび‐お・ちる【転落】

  1. 〘 自動詞 タ行上一 〙
    [ 文語形 ]まろびお・つ 〘 自動詞 タ行上二段活用 〙 ころがって落ちる。ころげ落ちる。
    1. [初出の実例]「加久許の事に痛み迷て心弱はく丸ひ落つるぞ」(出典:観智院本三宝絵(984)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む