精選版 日本国語大辞典 「転び落ちる」の意味・読み・例文・類語
ころび‐お・ちる【転落】
- 〘 自動詞 タ行上一 〙
[ 文語形 ]ころびお・つ 〘 自動詞 タ行上二段活用 〙 =ころがりおちる(転落)- [初出の実例]「御前の火炉に火をおく時は〈略〉ころびおちぬやうに、心得て炭をつむべきなり」(出典:徒然草(1331頃)二一三)
まろび‐お・ちる【転落】
- 〘 自動詞 タ行上一 〙
[ 文語形 ]まろびお・つ 〘 自動詞 タ行上二段活用 〙 ころがって落ちる。ころげ落ちる。- [初出の実例]「加久許の事に痛み迷て心弱はく丸ひ落つるぞ」(出典:観智院本三宝絵(984)上)