精選版 日本国語大辞典 「転めく」の意味・読み・例文・類語 くる‐め・く【転めく・眩めく】 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「めく」は接尾語 )① くるくるとまわる。回転する。[初出の実例]「鉢こまつぶりのやうにくるめきて」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一三)② ( 多く「めくるめく」の形で用いる。→めくるめく ) 目がまわる。目がくらくらする。目まいがする。[初出の実例]「メガ kurumei(クルメイ) テ タオレタ」(出典:和英語林集成(初版)(1867))③ あわててさわぎまわる。せわしく立ちまわる。[初出の実例]「この女、暁たたんまうけなどもしにやりて、いそぎくるめくがいとほしければ」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例