目眩く(読み)メクルメク

精選版 日本国語大辞典 「目眩く」の意味・読み・例文・類語

め‐くるめ・く【目眩】

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 目がくらむ。めまいがする。めくるべく。めくらめく。
    1. [初出の実例]「めくるめく心地すれば」(出典:古本説話集(1130頃か)六四)
    2. 「むざんやな小野の姫息もはやたへだへに、心も乱れめくるめき」(出典:浄瑠璃・出世景清(1685)道行)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android