転換点(読み)てんかんてん

最新 地学事典 「転換点」の解説

てんかんてん
転換点

tipping point

氷床や海洋循環などの系に日射淡水などの外的な強制が加えられたとき,系の状態がある境界を超えるとこれまでとは著しく異なる状態に大きく変化する閾値(いきち)のこと。あるいは,一旦その境界を超えてしまうと,元の状態に戻すのに,加えられた強制を取り除くだけでは不十分であるか,はるかに長い時間が必要となるような遷移過程における閾値のこと。力学系のもつ多重平衡性や不可逆性などと関連づけて議論されることが多い。参考文献T. M. Lenton et al.(2008) Proc. Natl. Acad. Sci., Vol. 105:1786

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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