…佐渡の日蓮の緊急かつ重要な課題は,この疑惑をとくことであった。この受難の弁証,意味づけのために書かれたのが本書で,日蓮は,過去の罪業の報いを現世の受難によって消去し,未来に宗教的幸せを得るとする転重軽受(てんじゆうきようじゆ)の考えによりこれを解決,日本および日本人の運命をになう法華経の行者の自覚と新たな弘教への決意を表明した。【高木 豊】。…
※「転重軽受」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...