軸心(読み)ジクシン

精選版 日本国語大辞典 「軸心」の意味・読み・例文・類語

じく‐しんヂク‥【軸心】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 中心になる軸。また、軸の中心。
    1. [初出の実例]「金剛石は奢侈虚飾の具とするのみにあらず、時辰匠は之を以て軸心を製し」(出典:牙氏初学須知(1875)〈田中耕造訳〉三)
  3. 比喩的に、ものごとの最も大切な部分をいう。
    1. [初出の実例]「故国へ向って手紙を書くことが、生活の軸心であるかのように思われた」(出典:後裔の街(1946‐47)〈金達寿〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む