軽断(読み)ケイダン

デジタル大辞泉 「軽断」の意味・読み・例文・類語

けい‐だん【軽断】

[名](スル)よく考えないで、軽々しく判断すること。
学理実際に叶わずと―する者の若きは」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「軽断」の意味・読み・例文・類語

けい‐だん【軽断】

  1. 〘 名詞 〙 よく考えないで事を決めること。かるがるしく判断すること。
    1. [初出の実例]「学理の実際に叶はずと軽断する者の若きは、謬妄の至りなり」(出典:偽悪醜日本人(1891)〈三宅雪嶺〉偽)
    2. [その他の文献]〔曹植‐七啓〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android