軽野郷(読み)かるのごう

日本歴史地名大系 「軽野郷」の解説

軽野郷
かるのごう

和名抄」に「軽野」と記され、訓を欠く。「常陸国風土記香島かしま郡の項に「之万・軽野の二里に有らゆる田、少しく潤へり。軽野より東の大海浜辺に、流れ着ける大船あり。長さ一十五丈、濶さ一丈余、朽ち摧れて砂に埋まり、今に猶遺れり」の記事があり、「万葉集」巻九に「鹿島郡の刈野の橋にして大伴卿に別るる歌一首」がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 新編常陸国誌

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む