輸出税(読み)ユシュツゼイ(その他表記)export tax

デジタル大辞泉 「輸出税」の意味・読み・例文・類語

ゆしゅつ‐ぜい【輸出税】

輸出品に対して課せられる関税

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精選版 日本国語大辞典 「輸出税」の意味・読み・例文・類語

ゆしゅつ‐ぜい【輸出税】

  1. 〘 名詞 〙 輸出品に対して賦課する関税。輸出関税。〔英和外交商業字彙(1900)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「輸出税」の意味・わかりやすい解説

輸出税
ゆしゅつぜい
export tax

自国の輸出品に対して課される税。財政収入の確保や自国産原材料の輸出を抑制し,自国の加工産業を育成することなどが目的と考えられるが,自国の輸出を阻害することになることから,発展途上国の一部など限られた例を除いてほとんど見られない。輸出税は一見輸入税 (関税) と逆の効果を自国の生産消費輸出入に与えるように考えられがちだが,理論的には両税の効果はまったく同じだという定理 (A.ラーナーの対称性定理) が有名である。

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