輿添(読み)こしぞい

精選版 日本国語大辞典 「輿添」の意味・読み・例文・類語

こし‐ぞい‥ぞひ【輿添】

  1. 〘 名詞 〙こしぞえ(輿添)
    1. [初出の実例]「私にてこしよせの時、こしぞひのさむらひ両人、えんへあがりて、こしを寄せ候」(出典:奉公覚悟之事(15C中‐後))

こし‐ぞえ‥ぞへ【輿添】

  1. 〘 名詞 〙 輿につき添って行くこと。また、その人。こしぞい
    1. [初出の実例]「御こしぞへの人も、右左へたちよりて、御こしかきをもかへさせ申なり」(出典:娵入記(1443‐73頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android