轆轤袴(読み)ろくろばかま

精選版 日本国語大辞典 「轆轤袴」の意味・読み・例文・類語

ろくろ‐ばかま【轆轤袴】

  1. 〘 名詞 〙 四幅の裾すぼみの襠(まち)の高い袴。比叡山衆徒などが雪の日に用いたもの。
    1. [初出の実例]「寺家年頭に武家御所え参る時は〈略〉小者、伴に中方、裡衣ろくろ袴の衆多し」(出典:驢嘶余(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android