轡蔓(読み)くつわづら

精選版 日本国語大辞典 「轡蔓」の意味・読み・例文・類語

くつわ‐づら【轡蔓】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「くつわづな」の変化したものという ) 手綱(たずな)。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
    1. [初出の実例]「片手にしっかと轡(クツワ)づら取って引き立ていさみを付け」(出典:浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む