辛夷椒(読み)こぶしはじかみ

精選版 日本国語大辞典 「辛夷椒」の意味・読み・例文・類語

こぶし‐はじかみ【辛夷椒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物こぶし(辛夷)」の異名。《 季語・春 》 〔十巻本和名抄(934頃)〕
  3. 植物「さんしょう(山椒)」の異名。
    1. [初出の実例]「土、胡枡樹を出す。樹の葉蜀枡(コフシハシカミ)に似たり」(出典:大慈恩寺三蔵法師伝永久四年点(1116)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android