辺ろ(読み)ヘロ

デジタル大辞泉 「辺ろ」の意味・読み・例文・類語

へ‐ろ【辺ろ】

ほとり。あたり。
「妹をこそあひ見に来しか眉引まよびき横山―のししなす思へる」〈・三五三一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「辺ろ」の意味・読み・例文・類語

へ‐ろ【辺ろ】

〘名〙 (「ろ」は接尾語) ほとり。あたり。付近。へん。へ。
万葉(8C後)一四・三五三一「妹をこそ相見に来しか眉引の横山敝呂(ヘロ)猪鹿(しし)なす思へる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android