辻駕籠(読み)ツジカゴ

デジタル大辞泉 「辻駕籠」の意味・読み・例文・類語

つじ‐かご【××籠】

町の辻などに待っていて客を乗せる駕籠町駕籠

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精選版 日本国語大辞典 「辻駕籠」の意味・読み・例文・類語

つじ‐かご【辻駕籠】

  1. 〘 名詞 〙 町の辻などに待っていて客を乗せるかご。町駕籠。
    1. [初出の実例]「頃日辻駕籠に戸を拵、又はすたれをおろし、停止之ものをも乗せ候之様相聞、不届之至候」(出典:御触書寛保集成‐四五・宝永六年(1709)三月)

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デジタル大辞泉プラス 「辻駕籠」の解説

辻駕籠

古典落語演目ひとつ

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世界大百科事典(旧版)内の辻駕籠の言及

【籠】より

…竹,蔓,木の小枝,針金などを編んでつくった入れ物。語源は定かではないが,上代に〈こ〉と呼ばれていたことを考えれば,〈か〉の由来する言葉との合成語であることがわかる。すなわち〈か〉は竹の意とも堅の意ともいわれ,〈こ〉に形容的に冠している。あるいはまた,構籠(かきご)や囲むの略義であろうとする説もある。籠の文献上の用例としては,まず鎌倉時代に書かれた《名語記》の〈こころ流浪の行人のせなかに負たる籠をかこおひとなつけたり〉をあげることができる。…

※「辻駕籠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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