迂論(読み)うろん

精選版 日本国語大辞典 「迂論」の意味・読み・例文・類語

う‐ろん【迂論】

  1. 〘 名詞 〙 まわりくどい議論。実用にならない世間知らずの説。
    1. [初出の実例]「是非古楽を興さねばならぬものだなどと迂論を吐くには困るでござる」(出典:百一新論(1874)〈西周〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android