デジタル大辞泉 「実用」の意味・読み・例文・類語 じつ‐よう【実用】 実際に用いること。日常生活などの場で実際に役に立つこと。「実用に供する」「実用品」[類語]有効・有益・有用・有利・益・ユーティリティー・便利・重宝ちょうほう・簡便・軽便・好都合・至便・便益・役立つ・役に立つ・役立てる・資する・捨てたものではない じち‐よう【▽実用】 [名・形動ナリ]まじめなこと。また、そのさま。実直。律儀。「いとまめに―にて、あだなる心なかりけり」〈伊勢・一〇三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「実用」の意味・読み・例文・類語 じつ‐よう【実用】 〘 名詞 〙 実際に使用すること。実際に必要なこと。実際の役に立つこと。また、外形や体裁などに対して実質面のこと。[初出の実例]「皆書生の常談と云て、何の実用の穿鑿考を得たることなし」(出典:箚録(1706))「その書中に、実用の教訓となる事充満せり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉九) じち‐よう【実用・実要エウ・実様ヤウ】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) まめやかなこと。まじめなこと。また、そのさま。実直。りちぎ。[初出の実例]「いとまめにじちようにて、あだなる心なかりけり」(出典:伊勢物語(10C前)一〇三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「実用」の読み・字形・画数・意味 【実用】じつよう 実際に役立つ。〔商君書、農戦〕今の世、皆其の國のくして、兵のきを憂ふるや、彊(つと)めてに聽く。伍をし、煩言辭するも實用無し。、其の辯を好み、其の實を求めず。字通「実」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報