迂陵の島人(読み)うるまのしまひと

精選版 日本国語大辞典 「迂陵の島人」の意味・読み・例文・類語

うるま【迂陵】 の 島人(しまひと)

  1. ( 「うるま」は鬱陵島をさすとも、琉球のことともいう ) うるまの島民。また、うるまの人が日本に来たとき言葉が通じなかったところから、質問に答えない人のたとえにいう。
    1. [初出の実例]「因幡国言上于陵島人十一人事等」(出典権記‐長保六年(1004)三月七日)
    2. 「しらぎのうるまの島人来て、ここの人の言ふ事も聞き知らずと聞かせ給て」(出典:公任集(1044頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む