迂陵の島人(読み)うるまのしまひと

精選版 日本国語大辞典 「迂陵の島人」の意味・読み・例文・類語

うるま【迂陵】 の 島人(しまひと)

(「うるま」は鬱陵島をさすとも、琉球のことともいう) うるまの島民。また、うるまの人が日本に来たとき言葉が通じなかったところから、質問に答えない人のたとえにいう。
権記‐長保六年(1004)三月七日「因幡国言上于陵島人十一人事等
※公任集(1044頃)「しらぎのうるまの島人来て、ここの人の言ふ事も聞き知らずと聞かせ給て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android