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鬱陵島 ウツリョウトウ

百科事典マイペディアの解説

鬱陵島【うつりょうとう】

韓国,江原道の東方約120kmの日本海中の火山島。慶尚北道に属する郡。面積72.5km2。周囲42km。臼状火山の聖人峰(984m)が主峰。耕地に乏しく,畑作物がわずかにとれる。

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世界大百科事典 第2版の解説

うつりょうとう【鬱陵島 Ullung‐do】

朝鮮半島の東岸から東方40kmの海上にある島。韓国,慶尚北道鬱陵郡に所属する。面積72km2。人口1万1244(1995)。新生代第三紀ごろ噴出した鐘状火山が形成した島で,玄武岩および石英粗面岩からなる険峻な山地によって覆われている。最高点は標高984mの聖人峰。海岸へかけて緩斜地がかなり分布するが,海岸は海食崖となっている。古代,于山(うざん)国が形成されていたが,512年新羅の異斯夫(いしふ)によって統合された。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鬱陵島
うつりょうとう

ウルルン(鬱陵)島」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鬱陵島
うつりょうとう / ウルルンド

韓国(大韓民国)、江原道(こうげんどう/カンウォンド)東方の海上にある孤島。面積72.56平方キロメートル、人口1万0146(2000)。新生代第三紀末に噴出した粗面岩と安山岩からなる火山島で、中央北部に上下2段のカルデラがあり、下段が羅里盆地で本島唯一の平野である。最高峰の聖人峰(984メートル)は外輪山にあたり、海岸は海食のため断崖(だんがい)をなしている。本島は古代には于山(うざん)国という独立した部族国家であったが、のちに新羅(しらぎ)に帰属した。1914年以後、慶尚北道(けいしょうほくどう/キョンサンプクド)の管轄するところとなり、現在は近隣の諸島を含め、鬱陵郡を形成している。朝鮮半島の最多雨地の一つで、年降水量は1485ミリメートルであるが、とくに冬の降雪量が多く、ウデギという特殊な家屋構造でこれに備えている。道洞(どうどう)は郡庁所在地で、浦項(ほこう/ポハン)との間に定期船が運航している。[森 聖雨]

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