迎え取る(読み)ムカエトル

デジタル大辞泉 「迎え取る」の意味・読み・例文・類語

むかえ‐と・る〔むかへ‐〕【迎え取る】

[動ラ五(四)]むかえて家に入れる。自分の家の一員として引き取る。
半途にして母を―・らんとするが如きであったなら」〈鴎外渋江抽斎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「迎え取る」の意味・読み・例文・類語

むかえ‐と・るむかへ‥【迎取】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙
  2. 自分のもとに迎える。迎えて家に入れる。むかいとる。
    1. [初出の実例]「かしこききんの上手、おほやけを恨みて山に籠れるをむかへとりて」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上上)
  3. 責任などを、自分の身に引き受ける。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android