近藤 鬚男(読み)コンドウ ヒゲオ

20世紀日本人名事典 「近藤 鬚男」の解説

近藤 鬚男
コンドウ ヒゲオ

明治期の俳人



没年
(生没年不詳)

別名
別号=泥牛

経歴
河北新報記者の傍ら、「東北の野に打って出て俳壇新派拡展」を目指し、明治30年佐々醒雪を中心に佐藤紅緑、辻樵村らとともに奥羽百文会を結成。子規系。同年「新派俳家句集」を刊行した。日本派、秋声会系を含めて新派とする見解を示し、新派俳句の発生、子規の俳想、各地句会の現況、さらに子規、鳴雪、紅緑、漱石四方太、虚子、碧梧桐、露伴ら250名の作品を収録している。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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