迫り詰める(読み)セリツメル

デジタル大辞泉 「迫り詰める」の意味・読み・例文・類語

せり‐つ・める【迫り詰める】

[動マ下一][文]せりつ・む[マ下二]極限までせまる。つめよる。
づみというのは…段々と昼になったり夜になったりする―・めた時をいうのであって」〈露伴・幻談〉

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精選版 日本国語大辞典 「迫り詰める」の意味・読み・例文・類語

せり‐つ・める【迫詰】

  1. 〘 自動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]せりつ・む 〘 自動詞 マ行下二段活用 〙 きわまるところまでせまる。
    1. [初出の実例]「暫く苦しみし内に痰せりつめ」(出典:浮世草子・風流曲三味線(1706)六)
    2. 「『サアサアサア、どふだヱヱ』ト皆々せり詰る」(出典:歌舞伎・名歌徳三舛玉垣(1801)五立)

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