デジタル大辞泉 「追詰める」の意味・読み・例文・類語 おい‐つ・める〔おひ‐〕【追(い)詰める】 [動マ下一][文]おひつ・む[マ下二]逃げ場のないところまで追い込む。ぎりぎりのところまで追及する。「犯人を袋小路に―・める」「野党が政府を―・める」[補説]書名別項。→追いつめる[類語]追う・追いかける・追いつく・追い越す・追い抜く・追い上げる・追い込む・追跡・追尾・深追い・急追・猛追・尾行・付け回す・追い回す・跡を追う・跡をつける おいつめる【追いつめる】[書名] 生島治郎のハードボイルド小説。昭和42年(1967)刊行。同年、第57回直木賞受賞。昭和47年(1972)映画化。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「追詰める」の意味・読み・例文・類語 おい‐つ・めるおひ‥【追詰】 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]おひつ・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙① 逃げ場所のなくなるところまで追い迫る。追い込む。追い攻める。追っ詰める。[初出の実例]「逃げて西へはしる。冠者が家のまへ程にてをひつめられて」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一)② 手も足も出ないような状態に追い込む。ぎりぎりのところまで追及する。[初出の実例]「土壇場へ追ひ詰められるまでは云ひ出し得ない自分の弱い性質を思ふと」(出典:蓼喰ふ虫(1928‐29)〈谷崎潤一郎〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例