逆手を打つ(読み)さかてをうつ

精選版 日本国語大辞典 「逆手を打つ」の意味・読み・例文・類語

さかて【逆手】 を 打(う)

  1. 古代、人をのろうときや凶事のときに、ふつうとはちがった手の打ち方をする。
    1. [初出の実例]「かのをとこは、あまのさかてをうちてなむのろひ居るなる」(出典:伊勢物語(10C前)九六)
  2. 水中にもぐるとき、さかさまになって、手で水を切り、進んで行く。さかてを切る。
    1. [初出の実例]「余所にみるめをかづきするあまもさか手を打休み」(出典:浄瑠璃・最明寺殿百人上臈(1699)含み状)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む