逆電流(読み)ぎゃくでんりゅう(その他表記)reverse current

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「逆電流」の意味・わかりやすい解説

逆電流
ぎゃくでんりゅう
reverse current

整流作用をもつ素子に逆方向の電圧を加えたとき流れる電流順方向電流に比べてはるかに小さく,真空管では普通は問題にならない。半導体素子ではわずかであるが逆電流が流れ,不純物濃度や温度によって変る。逆電圧がある程度以上大きくなると,ツェナー現象やなだれ現象が起り,逆電流が急に大きくなる。定電圧ダイオードはこれを利用したものである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む