途端落ち(読み)トタンオチ

デジタル大辞泉 「途端落ち」の意味・読み・例文・類語

とたん‐おち【途端落ち】

落語落ちの一。終わりの一言で話全体の結びがつくもの。

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精選版 日本国語大辞典 「途端落ち」の意味・読み・例文・類語

とたん‐おち【途端落】

  1. 〘 名詞 〙 落語のさげの一つ。終わりの一言で、話全体の結びがつくもの。「仇討屋」「笠碁」「寝床」などにみられる。

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世界大百科事典(旧版)内の途端落ちの言及

【厩火事】より

…明日から遊んでて酒が飲めねえ〉。落ちはとたん落ち。【興津 要】。…

【落語】より

…お前は六部に天狗がついたのか〉〈三分で新造(しんぞ)がつきんした〉という落ちで,おいらん道中の説明が前にないと理解できぬ型。 とたん落ち《寝床》が一例。旦那がへたくそな義太夫を熱演中,一同寝込むなかで小僧が泣いていた。…

※「途端落ち」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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