普及版 字通 「逕」の読み・字形・画数・意味
逕
11画
[字訓] みち・こみち
[字形] 形声
声符は(けい)。は織機のたて糸を張る形。垂直・直線的なものをいう。〔玉〕に「路逕(ちか)きなり。きなり」とみえる。
[訓義]
1. みち、こみち。
2. ちかい。
3. まっすぐ、ただちに。
4. いたる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕逕 ミチ・アヘテ・ワタル・スソ・ハルカナリ・タダ・タダチニ・カヘル 〔字鏡集〕逕 カヘル・ミチ・スグ・チカシ・ヘテ・マサ・ワタル・ハルカナリ・タダ・フ・アキラカニ・ミチヲユク
[熟語]
逕会▶・逕行▶・逕渉▶・逕情▶・逕進▶・逕隧▶・逕庭▶・逕渡▶・逕復▶・逕流▶・逕路▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報