普及版 字通 「逕」の読み・字形・画数・意味


11画

[字音] ケイ
[字訓] みち・こみち

[字形] 形声
声符は(けい)。織機のたて糸を張る形。垂直・直線的なものをいう。〔玉〕に「路逕(ちか)きなり。きなり」とみえる。

[訓義]
1. みち、こみち。
2. ちかい。
3. まっすぐ、ただちに。
4. いたる。

[古辞書の訓]
名義抄〕逕 ミチ・アヘテ・ワタル・スソ・ハルカナリ・タダ・タダチニ・カヘル 〔字鏡集〕逕 カヘル・ミチ・スグ・チカシ・ヘテ・マサ・ワタル・ハルカナリ・タダ・フ・アキラカニ・ミチヲユク

[熟語]
逕会逕行逕渉逕情逕進逕隧逕庭逕渡・逕復逕流逕路

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む