這這の体(読み)ほうほうのてい

精選版 日本国語大辞典 「這這の体」の意味・読み・例文・類語

ほうほう【這這】 の 体(てい)

  1. 今にもはい出さんばかりの様子。ひどく恐縮し、またさんざんな目にあい、あわてて逃げ出すさまをいう。ほうほうの仕合わせ。
    1. [初出の実例]「Fǒfǒno(ハウハウノ) teide(テイデ) ニゲタ」(出典日葡辞書(1603‐04))
    2. 「散々に、しつけられめんぼくうしなひ、はふはふの躰(テイ)にてにげ去ものおほし」(出典:仮名草子・悔草(1647)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 テイ 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む