通信兵器(読み)つうしんへいき(その他表記)military communications equipment

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「通信兵器」の意味・わかりやすい解説

通信兵器
つうしんへいき
military communications equipment

軍隊が情報,命令などを伝達するのに用いる器材総称。信号器材も含められる。有線のものには電話,テレタイプ電信機ファクシミリ,ラジオフォトなどがあり,無線は極超短波から超長波まで波長特性によって使い分けられ,携帯用から固定式まである。最近では戦略用から,戦術用,艦隊用まで衛星通信が利用されている。信号器材には,旗旒 (きりゅう) ,手旗,信号弾,発光信号機,赤外線信号機,レーザー通信機などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android