通組町(読み)とおりくみまち

日本歴史地名大系 「通組町」の解説

通組町
とおりくみまち

[現在地名]川越市通町とおりまち南通町みなみとおりまち

松郷まつごうの地に成立した下級武士屋敷町。たんに通町・組町ともいい、上松江かみまつえ町の木戸際から南の川越街道沿いにある(風土記稿)。町は南北に長く、七町四五間、両側に下級武士の組屋敷一一〇軒余。一軒の敷地は八畝と均一で、二〇軒おきに九畝余の屋敷がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android