通裏(読み)とおしうら

精選版 日本国語大辞典 「通裏」の意味・読み・例文・類語

とおし‐うらとほし‥【通裏】

  1. 〘 名詞 〙 着物の裏の裾まわしと胴裏に同じ布地を付けたもの。とおし。
    1. [初出の実例]「大島の下着唐さんの羽おり黒の通し裏」(出典:洒落本・嘉和美多里(1801))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android