精選版 日本国語大辞典 「造宮使」の意味・読み・例文・類語 ぞうぐう‐しザウグウ‥【造宮使】 〘 名詞 〙① 宮造営のとき、臨時に置かれた官職。[初出の実例]「詔曰。為レ改二作平城宮一。〈略〉造宮使藤原朝臣田麻呂等。加二賜位階一」(出典:続日本紀‐天平宝字五年(761)一〇月己卯)② 伊勢大神宮遷宮のとき、臨時に置かれ、旧宮除去、新宮造営の事務をつかさどった官職。[初出の実例]「新宮造奉時行事并用物事。常限二二十箇年一、一度新宮遷奉、造宮使長官一人、次官一人、判官一人、主典二人」(出典:皇太神宮儀式帳(804)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例