造構相(読み)ぞうこうそう

最新 地学事典 「造構相」の解説

ぞうこうそう
造構相

tectonic facies

B.Sander(1912)は造構的な要素的運動によって生じた岩石を造構相と表現し,のちにB.Sander(1923)では種々の観点から,この種の岩石における鉱物組合せにみられる不平衡を論じた。E.B.KnopfとE.Ingerson(1938)はテクトナイト中のファブリック要素の形成が同時的でなく,いくつかの運動の時期に分けられることを述べ,造構相と鉱物相との両面から時間関係を明らかにすべきことを論じた。鉱物相の研究から推論される条件は,変形作用の際の岩石のレオロジカルな性質を規制し,それが変形のスタイル,ファブリック特性に反映される。造構相は変形のスタイルやファブリックの特性,運動分布様式などから推論された変形時におけるレオロジカルな条件とみなされる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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