進退両難(読み)シンタイリョウナン

デジタル大辞泉 「進退両難」の意味・読み・例文・類語

しんたい‐りょうなん〔‐リヤウナン〕【進退両難】

進むことも退くこともできない困難な状態

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「進退両難」の意味・読み・例文・類語

しんたい‐りょうなん‥リャウナン【進退両難】

  1. 〘 名詞 〙 前へ進むことも後ろへ退くこともできない困った状態。進退きわまった状態。
    1. [初出の実例]「能く進退両難(シンタイリャウナン)の間に居りて此れに誠にして彼れに欺かず」(出典露団々(1889)〈幸田露伴一九)

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四字熟語を知る辞典 「進退両難」の解説

進退両難

前へ進むことも後ろへ退くこともできない困った状態。進退きわまった状態。

[使用例] しかし新評論の読者層は自由主義的な人間ですから、ここで急に右翼化したりしたら営業的にも駄目になります。進退両難だ[石川達三*風にそよぐ葦|1949~51]

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