進退窮まる(読み)しんたいきわまる

故事成語を知る辞典 「進退窮まる」の解説

進退窮まる

どうすることもできない窮地に追いつめられること。

[使用例] 三丁目の角にムラムラと警察官服が群れている。進退きわまって電車通りの方へ曲りますと、折りよく南千住行の電車が来たからこれに飛び乗って涙橋まで行き[久生十蘭*魔都|1937~38]

[由来] 「詩経たいそうじゅう」の一節から。友人のことを告げ口をするような、世の悪い風潮について、「進退れ谷まる(進もうにも退こうにも、どうにも動くことができない)」と嘆いています。

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