逸り雄(読み)ハヤリオ

デジタル大辞泉 「逸り雄」の意味・読み・例文・類語

はやり‐お〔‐を〕【逸り雄】

血気にはやる者。
平家の方より―の若者ども、小舟にのってこぎいださせ」〈平家・一〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「逸り雄」の意味・読み・例文・類語

はやり‐お‥を【逸雄・早雄】

  1. 〘 名詞 〙 血気にはやること。勇み立つこと。
    1. [初出の実例]「はやりおのわか者ども」(出典:平家物語(13C前)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む