逸名(読み)いつめい

精選版 日本国語大辞典 「逸名」の意味・読み・例文・類語

いつ‐めい【逸名】

〘名〙 (形動)
作者の名が知られていないこと。
万葉集における自然主義(1933)〈長谷川如是閑〉四「殊に逸名の歌の多く空想体験かが明らかでないものが多いのであるが」
② すぐれているとして名高いこと。〔皮日休‐七愛詩・盧徴君鴻〕

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