逸詩(読み)いっし

精選版 日本国語大辞典 「逸詩」の意味・読み・例文・類語

いっ‐し【逸詩・軼詩】

  1. 〘 名詞 〙 元来は、詩経に採録されていない古詩。転じて、詩集に載せられずに散逸した詩。
    1. [初出の実例]「軼詩は逸詩也。三百篇之外を逸詩と云ぞ」(出典:史記抄(1477)一一)
    2. [その他の文献]〔史記‐伯夷伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「逸詩」の読み・字形・画数・意味

【逸詩】いつし

〔詩〕の逸

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