遊山船(読み)ユサンブネ

デジタル大辞泉 「遊山船」の意味・読み・例文・類語

ゆさん‐ぶね【遊山船】

遊山客を乗せる船。

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精選版 日本国語大辞典 「遊山船」の意味・読み・例文・類語

ゆさん‐ぶね【遊山船】

  1. 〘 名詞 〙 船遊山をする船。船遊びの船。江戸時代では、賃貸しをする町屋形船が主として使われた。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「此川筋、ゆさんふねや諸国の商舟、出る舟入舟、其外大小舟数いく千万といふ数をしらず」(出典:子孫鑑(1667か)中)

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世界大百科事典(旧版)内の遊山船の言及

【屋形船】より

…上に屋形を設けた船。〈御座船〉とも〈遊山船〉ともいった。平安時代以後川舟などに用いられたが,中世までは貴人専用であった。…

※「遊山船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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