ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「運弓法」の意味・わかりやすい解説 運弓法うんきゅうほうbowing 弦楽器の弓の使い方。弦楽器における音量,音質の変化,感情の表現は運弓の働きによる。それゆえ,運指法と同様弦楽器演奏上重要である。運弓には下弓 (腕を左から右へ動かす) と上弓 (腕を右から左へ動かす) との別があり,一般に前者は強拍に,後者は弱拍に用いられる。さらに弓の使用部分と使用方法によって,さまざまな表現ができる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の運弓法の言及 【ボーイング】より …バイオリンやチェロなどの擦弦楽器における弓の扱い方。運弓法ともいう。ボーイングは音の長さ,根本的性格,ダイナミックス,他の音との結合のしかたを決定し,さらに感情を表現することができる。… ※「運弓法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by