精選版 日本国語大辞典 の解説 みち【道】 は 近(ちか)きにあり、しかるにこれを遠(とお)きに求(もと)む ( 「孟子‐離婁上」に「道在レ邇而求二諸遠一、事在レ易而求二諸難一」とあることば ) 人の道は、ごく手近な所にあるのに、わざわざ高遠な所に求めようとする。いたずらにむずかしい理論を否定したもの。[初出の実例]「道はちかきにあれど、是を遠きに求、事はやすきにあれど、是をかたきに求といふせいげんのきんげんが有」(出典:狂言記・箕被(1700)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例