道具の年取り(読み)ドウグノトシトリ

デジタル大辞泉 「道具の年取り」の意味・読み・例文・類語

どうぐ‐の‐としとり〔ダウグ‐〕【道具の年取り】

正月14日、道具も年を取るとして、農具など日常使っている道具類に供え物をして年取りを祝う習俗

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の道具の年取りの言及

【年越し】より

…大晦日だけではなく,1月6日を六日年越し,14日を十四日年越しといい,節分をも年越しというのは,これらの夜から次の七日正月,十五日正月,立春にかけてが,いずれも神の来臨を仰ぐ年改まりのときと観念されていたからと思われる。これらとは別に,牛馬や道具類にもしめ飾りや供え餅をして道具の年取りをさせ,新たな力を賦与させようとする例もある。除夜【田中 宣一】。…

※「道具の年取り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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