道妨(読み)みちさまたげ

精選版 日本国語大辞典 「道妨」の意味・読み・例文・類語

みち‐さまたげ【道妨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 通行の妨げとなること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「思ふことありてこそゆけ春霞みちさまたげにたちかくすらん」(出典:貫之集(945頃)一)
  3. 成仏の妨げとなるもの。悟道のさわり。
    1. [初出の実例]「七日七日の御す行などを〈略〉かくいみじと思ひ惑ふに、中々みちさまたげにもこそとて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)柏木)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む