七日七日(読み)ナヌカナヌカ

デジタル大辞泉 「七日七日」の意味・読み・例文・類語

なぬか‐なぬか【七日七日】

7日ごと。7日目ごと。
初七日から四十九日まで、7日目ごとに営む死者追善供養
「―の御誦経みずきゃうなどを」〈柏木

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「七日七日」の意味・読み・例文・類語

なぬか【七日】 七日(なぬか)

  1. 七日ごと。七日目ごと。各週。毎週。
    1. [初出の実例]「冥途にて娑婆世界の罪人を、なぬかなぬかに十王の手にわたさるらんも」(出典:平家物語(13C前)一〇)
  2. 人の死後、初七日から四十九日まで、七日目ごとに営む死者の供養。また、その日。なぬかのわざ。
    1. [初出の実例]「七日七日に仏書かせても」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕顔)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android