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道明 どうみょう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

道明 どうみょう

?-? 奈良時代の僧。
大和(奈良県)弘福(ぐふく)寺(川原寺)の住持。その活動時期については諸説があるが,養老4-神亀(じんき)4年(720-727)ごろに僧徳道らをひきいて大和長谷(はせ)寺を創建し,また本尊十一面観音像をつくらせたといわれる。俗姓は六人部(むとべ)。

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朝日日本歴史人物事典の解説

道明

生年:生没年不詳
8世紀に生存した奈良弘福寺(川原寺)の僧侶,奈良長谷寺の開祖。俗姓は六人部氏。伝説的な僧侶であるが,確実な史料として長谷寺所蔵の千仏多宝塔銅板の銘文に,道明が天武天皇のため豊山(初瀬)の地に多宝塔を敬造した,とある。その時期については686,698年など諸説ある。また,『日本三代実録』貞観18(876)年5月28日条に「大和国長谷山寺。これ長朗の先祖川原寺修行法師位道明,宝亀年中(770~80)その同類を率いて国家の奉為建立するところなり」とみえる。道明の活動時期についても諸説あるが,8世紀初頭から後半ごろとされる。『長谷寺縁起文』などによると,道明は沙弥徳道らを率いて近江国(滋賀県)高嶋郡白蓮華谷にあった霊木を用いて十一面観音像を造立し長谷寺を創建したと伝える。開眼供養には行基が関与したともいわれているが,疑わしい。創建時期は確定し難いが720年代とされる。<参考文献>逵日出典『長谷寺史の研究』

(追塩千尋)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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