達物(読み)たっしもの

精選版 日本国語大辞典 「達物」の意味・読み・例文・類語

たっし‐もの【達物】

  1. 〘 名詞 〙(たっし)内容命令を発した事柄
    1. [初出の実例]「御触事、其の外都而御達物之儀に付、奉行衆より之御廻状」(出典:代官触留‐四(古事類苑・政治五四))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の達物の言及

【達】より

…江戸時代,上役から下役へ,また役所から管下の者へ発せられた指示・命令。達物(たつしもの)ともいう。達書(たつしがき)として書面で令達されたほか,口頭で申し渡す口達(くたつ∥こうたつ)もあった。…

※「達物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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