遠心式真空ポンプ(読み)えんしんしきしんくうポンプ(その他表記)centrifugal vacuum pump

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「遠心式真空ポンプ」の意味・わかりやすい解説

遠心式真空ポンプ
えんしんしきしんくうポンプ
centrifugal vacuum pump

遠心送風機を吸込み側で働かせる真空ポンプで,低真空用に用いられ,通常排風機と呼ばれる。内部に潤滑油または封液の必要がないので,圧縮熱のため吐出し空気温度はかなり高温となり,また容量も大きいので,これを熱源として他に利用する場合もある。羽根車の周速度が高いため,水分を吸引することは危険である。そのため,前置セパレータによる水分離を確実に行わねばならない。

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世界大百科事典(旧版)内の遠心式真空ポンプの言及

【真空ポンプ】より

… このほか小型用として,ベーン圧縮機を使用するベーン真空ポンプがあるが,到達圧力は1段で50Torrくらいである。(3)ターボ形真空ポンプ これには遠心式真空ポンプなどがあり,比較的圧力比の小さい送風機が排風機として吸込側に用いられる。また,特殊な例として多段遠心圧縮機を抄紙機用の真空ポンプに用いることがある。…

※「遠心式真空ポンプ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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