容量(読み)ヨウリョウ

精選版 日本国語大辞典 「容量」の意味・読み・例文・類語

よう‐りょう‥リャウ【容量】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 器物の中に入れることのできる分量。容積。
    1. [初出の実例]「第二に容量(ヨウリャウ)(〈注〉カタチ)小サクして高き直打を具ふる者なり」(出典:開化問答(1874‐75)〈小川為治〉二)
  3. ある物体が一定条件のもとで含み得る物理量。熱容量・静電容量など。
    1. [初出の実例]「水は凍氷の際容量の百分の七増殖するを以て、氷の益々張り詰むるや、遂に亀裂を生ず」(出典:日本風景論(1894)〈志賀重昂〉三)

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パソコンで困ったときに開く本 「容量」の解説

容量

データを入れられる量のことです。1TBハードディスクの場合、「1テラバイト」がその容量です。そのうちいくらかを使ってデータを保存済みの場合、残った量を「空き容量」といいます。DVD-RCD-Rなどのディスク、メモリーカードなどの場合は、何枚あっても1枚当たりの容量が重要ですが、メインメモリー(RAM)では合計が重要です。
⇨RAM、TB、パーティションメモリー

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「容量」の意味・わかりやすい解説

容量
ようりょう
contents; capacity

本来は容器が取入れることのできる分量の最大値をいう。これを拡張して,熱の場合の熱容量電気の場合の電気容量 (単に容量ということも多い) という用い方もする。

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