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羽根車 はねぐるまimpeller; runner

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

羽根車
はねぐるま
impeller; runner

ポンプや水車などに用いられる羽根をもった回転部品。ポンプの羽根車 impellerはこれが回転することにより液体に圧力および運動エネルギーを与えるもので,水車の羽根車 runner (ランナ) は圧力および運動エネルギーをもった水を通過させることにより,機械的エネルギーを得るものである。一般には2個の円板の間に羽根が設けられているが,その形状は目的によって異なり,比速度によって決る。

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世界大百科事典 第2版の解説

はねぐるま【羽根車】

ターボ形流体機械の中で流体と軸動力とのエネルギー授受を行う部分で,ハブに取り付けられた複数の羽根からなる回転体をいう。ポンプ,送風機,圧縮機のように,流体にエネルギーを与えるものではインペラーimpeller,水車のようにエネルギーを受け取るものではランナーrunnerと呼び分けられる。流れがインペラーを通り抜ける方向によって,遠心式,斜流式(混流式),軸流式に分類される(図)。昇圧作用に遠心力の効果を利用できる遠心式は,比較的小流量の流体に大きな昇圧を与えるのに適し,軸流式は反対に大流量の流体に低圧力を与えるのに適する。

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大辞林 第三版の解説

はねぐるま【羽根車】

水車・タービンなどの回転軸に羽根を取り付けたもの。水や蒸気などをこれに受け、その力を利用して車を回転させる。

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世界大百科事典内の羽根車の言及

【送風機】より

…動力の供給を受け,羽根車,ローターなどの作動部分が,外部から吸い込んだ気体に仕事をしてその力学的エネルギー(圧力,速度)を増加させることによって,気体の輸送,昇圧などを行う機械。送風機は冶金技術などの進歩とともにしだいに多方面に利用されるようになってきた。…

※「羽根車」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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